最終更新日:2024年10月08日

知って安心!四十九日の花を贈る時のマナーやタブー、贈るタイミング 【2024年版】

親しい人やお世話になった方が亡くなって、四十九日のお花を贈る際に悩むのが、どんなお花を送ったよいか、送るタイミングやマナーやタブーです。
このページでは、四十九日の花に特化してお悔やみのお花の種類やメッセージ、最新のマナーなどを解説していきます。




(1)四十九日のお花を贈る時のマナーとタブー

四十九日で気を付けるべき
マナーは3点


四十九日お悔やみ花で気になるマナーとタブーですが、大きく3点ポイントがありますので、その点お気を付けください。


・法要などがある場合には、当日でなく前日もしくは前々日にお花が届くようにする

・猫を飼っているお家に送る時には、ユリやチューリップの入った花は避ける

・供物辞退されているお家には、基本的に送らない

この3点に注意してください。

まずは法要などがある場合には、当日に届くようにするのはNGです。
当日は様々な準備やお客様への対応がありますので、お花が届いて飾る場所を探して飾る手間暇をかける時間が少ないです。
前日もしくは前々日に届くようにしておけば、飾る場所を決めて飾っておく時間がありますので、そのほうが気が利いています。


法事でなくレストランや料亭などで食事会がある場合にも、その場所に前日にお届けするのが理想です。
その場合伝票には「〇月〇日△△家食事会」と記載しておけば、開催されるお店の方でも迷うことがないでしょう。

2番目のマナーですが、猫がユリやチューリップの花びらを誤食してしまった場合に、腎臓に問題が出る場合がございます
はもともと腎臓が弱い動物ですので、ネコちゃんのいるお宅にお花を贈る際には、是非とも気を付けておきたいマナーとなります。
>獣医さんのサイトに症例などが載っております


また、供物辞退されているお宅にお花を贈ることは避けましょう。

供物を辞退されている場合には、他のお客様は供物やお花代などを持ってきておりませんので、そういったお客様から不満が出る恐れがあります。
ご家族や身内の方がお花を用意するためにお花を購入することは大丈夫です。

特に気にしなくていいマナー


ネットなどによく書かれているお供え花マナーのマナーに「バラなどとげのついた花は贈らない」というものがありますが、これは正しくありません

なぜそうなのか?いつからそうなのか?などの根拠や理由が示されていないため、間違っているマナーと言えます
海外ではお供えや葬儀にもバラが使用されておりますし、宗教でもバラやとげのある花がタブーというのはありませんので、こちらは特に気にしなくてもよいマナーと言えます。

お悔やみのフラワーアレンジメント | フラワーズ・ドゥ

時代とともに変わっていくマナー

マナーやタブーは時代とともに変化しておりますので、大昔のマナーにしばられる必要性はありません
また最近ではネットに真意不明の事が書かれていたりするので、注意が必要です。
このブログは花屋を30年近く運営している会社が執筆しておりますので、大きな間違いはないはずです

また、ペットのお悔やみ花染め花など、最近の流れもちゃんと追っておりますので、もし何か間違いやマナーやタブーに変化があれば、そのつど書き直しをしていきます。

(2)四十九のお花を選ぶ時の基本の知識と選び方

お花の種類と相場ついて

四十九日のお花でよく贈られるお花は

フラワーアレンジメント
お供えフラワーアレンジメント お供えのフラワーアレンジメント | フラワーズ・ドゥ

胡蝶蘭
お供え胡蝶蘭 お供えの胡蝶蘭 | フラワーズ・ドゥ

この2種類となります。
フラワーアレンジメントは、かごや器にいろいろなお花が生けられています。
すぐに飾れて、お花や予算も豊富ですので、これが一番人気があります
お悔やみのフラワーアレンジメントでは、従来は菊やユリのみで生けられるお花が多かったですが、近年はおしゃれなタイプのお供え花や、染め花を使用したお花も人気となっております

また、ペット用では四十九日のお花でもカラフルなものをご要望するお客様もかなり多くなっており、このあたりも時代に合わせて制作をしております。

基本的には四十九日は白系のお花を中心にするのがルールとなっておりますが、 少しの色であれば青や紫等のお色を入れるのもおしゃれに見えます

胡蝶蘭は、豪華で大輪の大きな花がついていて、花保ちも大変よいので、お供え花として広く使われています。
大輪の3本立ちで20000円以上しますので、お花の中では高価な部類です。
また、大きさも高さが80cm以上ありますので、そちらにもご注意ください。

四十九日の花 | フラワーズ・ドゥ

状況や好みに合わせて
お店やお花を選ぶ


お花を選ぶ際には、大きく分けて
・お花を送る
・直接お届けする(持っていく)

のどちらにするかで、利用するお店も少し変わってきます。
近くのお花屋さんであれば、予算に合わせて制作してくれますし、配達地域内であれば配達してもらえることも可能です。

しかし、送り先が遠方の場合には、ネットで購入して宅配便で配達してもらうことも選択肢に入ってきます
また、お花の色やタイプなど、お花屋さんやネットショップによって、かなりテイストが違いますので、商品の見本写真やショップのInstagramなどを参照して、自分の贈りたいテイストのお花屋さんで購入するようにするのが安心です
フラワーズ・ドゥでは、制作し発送する商品を毎日Instagramにアップしております。

フラワーズ・ドゥInstagram

スタンド花及び胡蝶蘭の一部以外は、原則すべての商品をアップしておりますので、どうぞご覧ください。(母の日期間及び繁忙期は除きます)

また、ネットでご注文する際には、お届け可能時間もご確認ください。
ネットショップによって、お届け可能な時間帯や地域が異なりますので、ご注意ください。


フラワーズ・ドゥのお届け可能時間は以下の通りです。

お悔やみの花 | フラワーズ・ドゥ

希望時間帯 お届け可能地域
午前中 関東、信越、中部、関西、(四国は香川のみ)、中国(山口除く)
14時~16時 全域(愛媛、岩手、宮城の一部地域不可)
16時~18時 全域
18時~20時 全域
20時~21時 全域

(3)メッセージカードや立て札について

四十九日のメッセージカードと立て札の違い

メッセージカード

メッセージカードは、個人的な感謝の言葉やお悔やみのメッセージ、故人との思い出話などを書くことが出来ます。
当社ではハガキさいずを2つ折りして中身が見えないようになっております。
カードの文言は150文字程度に収めると、レイアウト的にもよいでしょう

立て札
四十九日のお花の立て札
立て札は、送り主のお名前や法人名を記すことに使います
当社の場合ではアレンジメントに差し込む棒に立てて、花の中で目立つように配置されます。
立て札はお花につけて発送いたしますので、送り主のお名前が見える形になります。

メッセージカード例文集

49日のメッセージ例文集です。
お気持ちですので、弔いの言葉をありのまま書くのが一番かと思いますが、参考になれば幸いです。

四十九日にあたり心ばかりのお花を送らせていただきました。
改めてご冥福をお祈りいたします。ご仏前にお供えくださいませ。

四十九日を迎え心よりご冥福を祈っております。
在りし日のお喋りを懐かしく思い出しています。

四十九日の法要に気持ちばかりですがお花をお送りします。

49日を迎えたご家族の悲しみを思うと胸が痛みますが
このお花が少しでも癒しになればと願っています。


四十九日の花 | フラワーズ・ドゥ

(4)四十九日のマナーについてのQ&A

Q1.四十九日に用意する花は?

ご家族及び法要を主催する方であれば、まずは仏壇や祭壇などに生けるお花が必要になります。
その後、墓参りに行くのであれば墓参り用のお墓花をご用意する必要があるでしょう。
地域の風習などにより用意するお花の種類や色は異なりますので、地元のお花屋さんやお寺さんに聞いておくのもおすすめです

参列者として出席する場合には、このブログで書いたようにフラワーアレンジメント胡蝶蘭などが一般的です。
出席できずにお花を送る場合にも同様です。
お墓のお花はお納めするお墓の花入れのサイズが分からないことが多いので、ご家族以外はあまりお勧めは出来ません。

Q2.49日のお花代の相場は?

地域や関係性によって大きく異なりますが、お花をご注文される価格帯で一番多いのは5000円から8000円の価格帯です。

4000円のお花や逆に10000円のお花、20000円の胡蝶蘭なども出ますが、大体の内訳は以下の通りです。

四十九日のお供え花の相場グラフ

Q3.四十九日に花を贈るとき立て札は付けますか?

立て札は付けるケースと付けないケースがございます。
特に決まりはありませんので、あまり大げさにしたくない時には付けなくてもかまいません
お別れの会があったり連名などにしたい時には、立て札にしておくと便利です。
また法人の場合にも立て札をよくご利用されます。

Q4.四十九日のお花はいつ送ればいいですか?

四十九日の法要や食事会がある場合には、当日でなく前日や前々日に贈るのがよいでしょう
少し前に送ることによって、お花を飾ることが出来ますし、また宅配の場合には荷物事故があった場合に当日到着ではどうすることも出来ませんが、前日や前々日であれば対応可能です。

お花の鮮度も1日や2日ではほとんど影響はありません。

Q5.四十九日を過ぎたらどんなお花を贈る?

四十九日までは全体的に白系のお花を送ることを推奨しておりますが、四十九日を過ぎたら故人の好きだったお花や、色が中心になっているお花を贈っても問題ございません。

フラワーズ・ドゥでは、染め花のお供えアレンジメントが好評をいただいておりますので、是非ご覧になってください。

まとめ

四十九日のお花を贈る時のマナーやタブーなど、四十九日のお花にまつわる様々なトピックを書いてきました。
もしこの記事を読んでさらに疑問に感じた点、分からないことや解説してほしい事がありましたら、お気軽にフラワーズ・ドゥのお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
これを読んでいただいた皆様が、親しかった方や、お世話になった方、大切なペットちゃん達の魂を癒すようなお花を贈ることが出来れば、何よりでございます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。