最終更新日:2024年08月10日

3回忌のお供え花を贈る際に気になるマナーやタブー、お花の種類【2024最新】

故人が亡くなってから2年目の命日にあたる三回忌に、お悔やみやお供えのお花をお送りする場面がございます。
そういった時に、あまり知られていないお供えの花を贈るマナーや、最近明らかになった送ってはいけないお花の種類などをここでは紹介していきます。
さらに最新のお供え花事情や、近年増えてきたペット用のお供え花についても詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。



三回忌の基礎知識


三回忌とは、故人が亡くなってから2年目の命日にあたる日で、3年目の命日にあたる日を迎える法要です。これは仏教における重要な年忌法要の一つで、家族や親族が集まり、故人を偲び、冥福を祈る行事となっています。


三回忌のお供え花の選び方

三回忌にお供えする花は、故人を偲び、供養の気持ちを込めて贈られます。お供え花を選ぶ際には、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。


お花の種類長所、短所、予算
フラワーアレンジメント

・長所
予算の幅が広く、置くだけで飾れるので便利です。

・短所
特にありません。

・予算
4000円~15000円

胡蝶蘭

・長所
花保ちがよく華やかで、ボリュームがあります。

・短所
大輪の場合、予算が20000円程度からになり、お花の中では高額です。

・予算


  • 色合い:
    一般的には白や淡い色の花が選ばれますが、最近では故人の好きだったお花やカラーのお花を選ぶことが年々多くなってきております、色のお花を贈っても、マナー違反にはなりません。
  • お花の種類:
    マム(菊)、カーネーション、ユリなどが一般的ですが、最近ではバラや染め花など、個性的でおしゃれな花も好まれるようになっています。
  • アレンジメント:
    飾りやすさから、フラワーアレンジメントが圧倒的に多いです。フラワーアレンジメントは、複数の花を組み合わせて美しくまとめられたもので、飾りやすさが魅力です。また胡蝶蘭も豪華さと長持ちする特性から人気があります。

三回忌のお供え花 | フラワーズ・ドゥ

お供え花を贈るタイミングとマナー

お供え花を贈る際には、タイミングとマナーが気になる点かと思います。法要などがある場合には当日に贈るのではなく、前日または前々日に届けるのが望ましいです。
これにより、ご遺族が忙しい当日に余計な手間をかけることなく、花を受け取ることができます。

また、ネコちゃんを飼っているご家庭に贈る場合には、ユリやチューリップに含まれる成分に、ネコちゃんの健康を害する可能性があるものが含まれているため、出来るだけ避けましょう。


ネットでお供え花を注文する際の注意点

近年、ネットでお供え花を注文する方が増えていますが、いくつかの注意点があります。
まず、注文先が信頼できる専門店であるかを確認しましょう。専門知識が豊富な店なら、トラブルが少なく、安心して注文できます。仮に荷物事故などが起こった場合でも、前日や前々日にお届け指定することにより、代品を手配する時間的余裕も生まれます。


また、お届け日時に余裕を持って指定することが大切です。
特に天候や交通事情などで遅延が発生する可能性があるため、前日または前々日に届けるように手配しましょう。


三回忌のお供え花の相場

お供え花の相場は、花の種類やアレンジメントの大きさによって異なります。
一般的には、フラワーアレンジメントで4000円から10000円、胡蝶蘭では15000円から40000円程度が目安となります。

個人で贈る場合は5000円から8000円程度のものが多く、法人や特別な場合には10000円以上のアレンジメントや胡蝶蘭が選ばれることが多いです。

価格帯のグラフ

5000円~8000円 60%
8000円~10000円 20%
10000円以上 10%
4000円~5000円 10%

お供え花を選ぶ際の注意点

お供え花を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

  • お花の好み: お花が相手先様や、お送りした方が気に入ることが重要ですので、お花の見本写真を見ましょう。
    Instagramやホームページに実際にお送りしたお花の写真があるかを確認しましょう。

  • フラワーズ・ドゥInstagram

  • お花の種類: ネコちゃんがいる家庭にお送りする場合には、ユリの入っていないお花を選びましょう。
    ネコちゃんが花びらをかじってしまった場合には、健康に問題が出る事がありますので、ご注意ください。

  • メッセージカード: メッセージカードはお付けする人と付けない人が半々くらいです。故人のご家族様にお送り主様が認識されているか分からない場合には、メッセージカードで故人との関係性を書き、そのうえでお悔やみの言葉をいれるとよいでしょう。

三回忌のお供え花 | フラワーズ・ドゥ

最新のお供え花事情

近年のお供え花のトレンドも変わりつつあります。従来の白い菊だけでなく、カラフルな洋花や染め花が多く使われるようになってきました。
また、ペット用のお供え花も増えており、ペットのために特別にアレンジされた花を贈ることも一般的になっています。


色の付いたお花や洋花

フラワーズ・ドゥでは、青や紫の染め花を使用しアレンジメントを販売し、大変ご好評をいただいております。
お客様からよく「色の付いた花をお供え花にしてもかまわないか?」といったお問い合わせを頂きますが、色のついたお花や洋花を使ってはいけない決まりはございませんので、まったく問題ありません。
3回忌ともなれば、故人の好きなお花やカラーを使用したお花や、現代的な個性のあるおしゃれなお供え花を選ぶお客様が増えております。


急上昇しているペット用お供え花の需要と注意点

ネコちゃんやワンちゃんを飼っているご家庭が多くなり、ペット用のお供え花も増えています。
ペット用のお供え花を送る際には、ネコちゃんのいる家にはユリ科の花を送らないように注意しましょう。ユリやチューリップの花びらには猫の腎臓の機能を低下させる成分が含まれており、猫が誤って食べてしまうと健康に悪影響を及ぼす可能性があります。


三回忌に贈るお供え花の種類

三回忌に贈るお供え花として、以下のようなアレンジメントが一般的です。


  • フラワーアレンジメント
    白を基調とし、バラやマム、カーネーション、ユリなどを組み合わせたものが多く選ばれます。
    これに加えて、淡いピンク紫、ブルーのカラフルな花を加えることで、おしゃれな雰囲気のお供え花になります。
    とげのある花を贈ってもマナー違反とはなりませんので、その点ご安心ください。

  • ・三回忌のお供え花 | フラワーズドゥ

  • 胡蝶蘭
    長持ちするため、故人を偲ぶ気持ちを長く保つことができます。白い胡蝶蘭が特に人気です。
    予算が2万円くらいの商品が一般的ですが、華やかです。また大きさが高さ80cmから90cmほどありますので、ご注意ください。

三回忌のお供え花に関するQ&A


三回忌のお供え花のお悔やみの花で、よくある質問をQ&A形式にまとめました。
どうぞご参考になさってください。


Q1: 三回忌のお供え花はいつ贈るのが良いですか?

A1: 三回忌のお供え花は、法要の前日または前々日に届けるのが理想的です。法要当日に贈ると、遺族が忙しい中で対応しなければならないため、事前に届けることで配慮ができます。


Q2: お供え花に避けるべき花はありますか?

A2: 基本的にはありませんが、猫を飼っている家庭にはユリやチューリップなど、猫に有害な花を避けることが推奨されます。
ネットではとげのあるお花は避けるとの記事がよく書かれていますが、根拠はありませんのでバラなどとげのあるお花でも全く問題ありません。



Q3: ネットでお供え花を注文する際に気をつけるべきことは?

A3: 信頼できる専門店を選び、注文時にお届け日時を余裕を持って指定することが重要です。また、花の種類やアレンジメント内容を確認し、適切なものを選ぶようにしましょう。Instagramやホームページなどで実際に送ったお花が確認できるお花さんであれば安心です。



Q4:三回忌に飾る花は?

ユリやカーネーション、マムなどのアレンジメントや花束を贈ることが多いです。 ただユリはネコちゃんのいる家に贈ることは避けたほうがいいです。 これは、ネコちゃんが誤って食べた場合に腎臓に問題を起こす可能性があるからです。 バラなどを贈ってもマナー違反にはなりませんので、問題ありません。



Q5:三回忌に贈る花の色は?

一般的には白系のお花に少し色を入れたお花が多いです。 最近では故人の好きな色であったり好きなお花を選ぶお客様が増えております。 色ではブルー系や紫系が人気です。



Q6:三回忌のお花の相場は?

フラワーアレンジメントでは4000円から10000円です。 お気持ちですので、ご予算の中で選んでいただければ問題ありません。



Q7:三回忌に行けない場合の贈り物は?

一般的にはお花のほかに菓子折りや季節の果実などを贈ることが多いです。



Q8:法事にはどんな花を持っていけばいいですか?

フラワーアレンジメントや花束を持っていく事が多いです。 花束は花瓶に入れて飾る手間があるので、当社ではフラワーアレンジメントを推奨しています。 お墓花はお墓の花入れのサイズがありますので、ご家族がご用意するほうがよいでしょう。



まとめ

三回忌のお供え花は、故人への思いや感謝の気持ちを込めて選ぶことが大切です。色や種類、アレンジメントなどを考慮し、適切なタイミングで贈ることが大切です。また、近年のトレンドを取り入れたおしゃれなお供え花も選択肢の一つです。


このブログでは、三回忌に関する情報やお供え花の選び方について詳しく解説しました。故人を偲ぶ心を大切にし、素晴らしい三回忌を迎えられることを願っています。

読者の皆様からのご感想やご意見など、お寄せいただければ幸いです。私たちが制作するお供え花が、故人や大切な方々の痛みを癒すことができますように、心から願っています。