最終更新日:2025年02月13日

七回忌のお供え花、 お悔やみ花 を贈る際に気になるマナーやお花の種類【2025年最新】

故人が亡くなってから6年目の命日にあたる七回忌に、お悔やみやお供えのお花をお送りする場面がございます。
そういった時に、あまり知られていないお供えの花を贈るマナーや、最近明らかになった送ってはいけないお花の種類などをここでは紹介していきます。
さらに最新のお供え花事情や、近年増えてきたペット用のお供え花についても詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。


七回忌の基礎知識


七回忌とは、故人が亡くなってから6年目の命日にあたる日で、7年目の命日にあたる日を迎える法要です。これは仏教における重要な年忌法要の一つで、家族や親族が集まり、故人を偲び、冥福を祈る行事となっています。


七回忌のお供え花の選び方


七回忌のお供え花を選ぶ際には、以下のポイントを考慮すると良いでしょう


お花の種類長所、短所、予算
フラワーアレンジメント

・長所
予算にも合わせることができ、置くだけで飾れるので便利です。

・短所
特にありません。

・予算
4000円~15000円

胡蝶蘭

・長所
華やかな雰囲気を演出できる存在感があります。花保ちも良いです。

・短所
予算が20000円程度からになり、比較的高額です。

・予算
20000円~50000

  • 色合い

    一般的には白や淡い色の花が選ばれますが、最近では故人の好きだったお花やカラーのお花を選ぶことが年々多くなってきています。色のお花を贈っても、マナー違反にはなりません

  • お花の種類

    マム(菊)、カーネーション、ユリなどが一般的ですが、最近ではバラや染め花など、個性的でおしゃれな花も好まれるようになっています。

  • アレンジメント

    飾りやすさから、お贈りされるお花はフラワーアレンジメントが多いです。フラワーアレンジメントは、複数の花を組み合わせて美しくまとめられたもので、飾りやすさが魅力です。。

  • 胡蝶蘭

    花保ちの良さと豪華さでお供えやお祝いに人気のお花です。20000円以上するものが一般的ですのでお花の中では高い部類に入りますが、その分花保ちが良いです。お供え用途では一般的に白が使われます。

  • 七回忌のお供え花 | フラワーズ・ドゥ

お供え花を贈るタイミングとマナー


お供え花を贈る際には、タイミングとマナーが気になる点かと思います。
マナーとして気を付けなければいけないのは大きく2点


・法要などがある場合には当日に贈るのではなく、前日または前々日に届けるのが望ましいです


これにより、ご遺族が忙しい当日に余計な手間をかけることなく、花を受け取ることができます。


・動物を飼っている家には、ユリやチューリップの入ったお花は避ける


ユリやチューリップに含まれる成分に、ネコちゃんの健康を害する可能性があるものが含まれているため、出来るだけ避けましょう。


よくネットなどにマナーとして、棘のあるものは避けると書かれていますが、これは根拠不明ですので、気にする必要はありません。


七回忌のお供え花 | フラワーズ・ドゥ

ネットでお供え花を注文する際の注意点


近年、ネットでお供え花を注文する方が増えていますが、いくつかの注意点があります。
まず、注文先が信頼できる専門店であるかを確認しましょう。専門知識が豊富な店なら、トラブルが少なく、安心して注文できます。
仮に荷物事故などが起こった場合でも、前日や前々日にお届け指定することにより、代品を手配する時間的余裕も生まれます。

また、お届け日時に余裕を持って指定することが大切です。特に天候や交通事情などで遅延が発生する可能性があるため、前日または前々日に届けるように手配しましょう。


七回忌のお供え花の相場


お供え花の相場は、花の種類やアレンジメントの大きさによって異なります。一般的には、フラワーアレンジメントで4000円から10000円胡蝶蘭では15000円から40000円程度が目安となります。

個人で贈る場合は5000円から8000円程度のものが多く、法人や特別な場合には10000円以上のアレンジメントや胡蝶蘭が選ばれることが多いです。

予算 お花の種類、予算、用途
4000円
5000円
6000円
七回忌のお供え花としてよく贈られる価格帯です。フラワーアレンジメントが中心で、ペット用のお花やお届け先様のご自宅に飾る用途が多いです。
7000円
8000円
少しだけ予算を上げたい方や、複数人で予算を出し合うケースなどにおすすめの価格帯です。5000円のものよりも少しボリュームが出ます。
10000円 お供えの法要や食事会などがある場合には、10000円くらいの予算がお勧めです。お花の種類も豊富になり、ボリュームもアップします。
20000円以上 主に胡蝶蘭を贈る場合にはこの価格帯となります。大輪3本立ちの白色でスタンダードな胡蝶蘭をお贈りできます。当社では咲き加減が一番綺麗に見える段階で出荷いたします。

・お供え花を選ぶ際の注意点


お供え花を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。


  • お花の好み: お花が相手先様や、お送りした方が気に入ることが重要ですので、お花の見本写真を見ましょう。Instagramやホームページに実際にお送りしたお花の写真があるかを確認しましょう。
  • フラワーズ・ドゥInstagram
  • お花の種類: ネコちゃんがいる家庭にお送りする場合には、ユリの入っていないお花を選びましょう。ネコちゃんが花びらをかじってしまった場合には、健康に問題が出る事がありますので、ご注意ください。

  • メッセージカード: メッセージカードはお付けする人と付けない人が半々くらいです。故人のご家族様にお送り主様が認識されているか分からない場合には、メッセージカードで故人との関係性を書き、そのうえでお悔やみの言葉をいれると良いでしょう。


最新のお供え花事情

近年のお供え花のトレンドも変わりつつあります。従来の白い菊だけでなく、カラフルな洋花や染め花が多く使われるようになってきました。また、ペット用のお供え花も増えております。


色の付いたお花や洋花

時代が進むにつれて、お供え花も徐々に変わってきています。お客様からよく「色の付いた花をお供え花にしてもかまわないか?」といったお問い合わせを頂きますが、色のついたお花や洋花を使ってはいけない決まりやマナーはございませんので、まったく問題ありません。七回忌ともなれば、故人の好きなお花やカラーを使用したお花のご注文が増えております。


急上昇しているペット用お供え花の需要と注意点

ネコちゃんやワンちゃんを飼っているご家庭が多くなり、ペット用のお供え花も増えています。ペット用のお供え花を送る際には、ネコちゃんのいる家にはユリ科の花を送らないように注意しましょう。ユリやチューリップの花びらには猫の腎臓の機能を低下させる成分が含まれており、猫が誤って食べてしまうと健康に悪影響を及ぼす可能性があります。



七回忌に贈るお供え花の種類

七回忌に贈るお供え花として、以下のようなアレンジメントが一般的です。


  • フラワーアレンジメント: 白を基調とし、マムやカーネーション、ユリなどを組み合わせたものが多く選ばれます。これに加えて、淡いピンクやブルーのカラフルな花を加えることで、華やかさと安らぎを表現できます。七回忌ともなれば、故人の好きだったお花や色を組み合わせ白を抜いても問題ありません。

  • 胡蝶蘭: お花が長持ちして豪華です。お供え用途としては白い胡蝶蘭が人気です。

七回忌のお供え花に関するQ&A

Q1: 七回忌のお供え花はいつ贈るのが良いですか?

A1: 七回忌のお供え花は、法要の前日または前々日に届けるのが理想的です。法要当日に贈ると、遺族が忙しい中で対応しなければならないため、事前に届けることで配慮ができます。


Q2: お供え花に避けるべき花はありますか?

A2: 基本的にはありませんが、猫を飼っている家庭にはユリやチューリップなど、猫に有害な花を避けることが推奨されます。
バラなどトゲのあるものは避けると書いてあるサイトもありますが、根拠不明ですのでバラなどを贈ってもマナー違反ではありません。

Q3: ネットでお供え花を注文する際に気をつけるべきことは?

A3: 信頼できる専門店を選び、注文時にお届け日時を余裕を持って指定することが重要です。
お届けの希望日時に届ける事が出来るのか確認しましょう。特にお盆などの繁忙期や、遠方に届ける場合には確認が必要です。
また、花の種類やアレンジメント内容を確認し、適切なものを選ぶようにしましょう。Instagramやホームページなどで実際に送ったお花が確認できるお花屋さんであれば安心です。


参考までに、当社の宅配サービスレベル表を載せておきますので、どうぞご参考なさってください。
※沖縄県及び離島には送ることが出来ません
        
希望時間帯 お届け可能地域
午前中 関東、信越、中部、関西、(四国は香川のみ)、中国(山口除く)
14時~16時 全域(愛媛、岩手、宮城の一部地域不可)
16時~18時 全域
18時~20時 全域
20時~21時 全域

七回忌のお供え花 | フラワーズ・ドゥ

まとめ


七回忌のお供え花は、故人への思いや感謝の気持ちを込めて選ぶことが大切です。色や種類、アレンジメントなどを考慮し、適切なタイミングで贈ることが大切です。また、近年のトレンドを取り入れたおしゃれなお供え花も選択肢の一つです。

このブログでは、七回忌に関する情報やお供え花の選び方について詳しく解説しました。故人を偲ぶ心を大切にし、素晴らしい七回忌を迎えられることを願っています。

読者の皆様からのご感想やご意見など、お寄せいただければ幸いです。私たちが制作するお供え花が、故人や大切な方々の痛みを癒すことができますように、心から願っています。


最終更新日:2025年02月13日

一周忌のお供え花、 お悔やみ花 を贈る際のタブー、マナーやお届けするタイミングなど、気になる点を紹介【2025年最新】

1周忌のお花を贈る際に気になるのはマナーや贈るタイミングです。
最近ではバラを使用したり、染め花など個性的でおしゃれなものも好まれています。
ここでは、1周忌のお花を贈るタイミングやマナー、タブー、どんな時期に贈るのが適切かを分かりやすく詳しく解説していきます。


目次


1.一周忌の基礎知識
 →・1周忌とは
 →・1周忌に贈るお花の種類
 →・1周忌に贈るお花の相場
2.一周忌のお花を贈るタイミングや注意すること
 →・お花を贈る際のタブーとマナー
 →・お花はどのタイミングで贈るべきか
 →・ネットでお花を注文する際の注意点
3.メッセージカードや立て札について
 →・立て札とは
 →・立て札とメッセージカードの違い
 →・1周忌メッセージカード例文集
まとめ

1.一周忌の基礎知識

1周忌とはどういうものなのか、お花の種類やよく選ばれる価格帯、相場について詳しく解説していきます。
いろいろな価格帯のものや種類がございますので、ご予算や目的に合ったものをお選びください

1周忌とは


一周忌は、故人が亡くなってから1年目の命日を迎えた日のことを指します。
この前後の日に、ご遺族や親族、友人などが故人を偲び、お悔やみの気持ちを表すために法要や食事会などを行います。
法要の場所はお寺やご遺族宅のほか、大きい場合にはホールやホテルなども利用されることがあります。
法要には、仏教の場合にはお坊さんが招かれ、読経やお経を唱えたり、供物を捧げたりします。
また、参列者は、故人の遺影や位牌に手を合わせ、終了後は食事会などが催され、故人について語り合い思い出を懐かしみます。
これらの儀式を通じて、故人の冥福を祈り、ご親族や仲の良いご友人や関係者との絆を再確認するとても大切な行事です

・一周忌のお供え花 | フラワーズドゥ


1周忌に贈るお花の種類


1周忌に贈るお花の種類は、大きく分けて「フラワーアレンジメント」と「胡蝶蘭」の2つが挙げられます


フラワーアレンジメント

お供えフラワーアレンジメントのイメージ
染め花お供えフラワーアレンジメントのイメージ
まず、「フラワーアレンジメント」について説明します。
フラワーアレンジメントは、複数の花を組み合わせて、アレンジした商品です。
一般的にオアシスと呼ばれるスポンジ状の花挿しにお花が活けてあります。
すぐに飾れて便利で、水やりも1週間にコップ半分ほどでOKです。
お供えの場合、白系や淡い色合いの花を使用することが多く、お供えの場合マム、カーネーション、バラ、ユリなどがよく用いられます。

胡蝶蘭

お供え胡蝶蘭のイメージ
次に、「胡蝶蘭」について説明します。
胡蝶蘭は、華やかな形状が特徴的な花で、ここでは鉢植えタイプのものについて解説します。
一般的には、白やピンク、紫色などの花を持ち、贈答にふさわしい高級な花です。
1周忌に贈る胡蝶蘭は、お悔やみの気持ちを込めて、静かで落ち着いた色合いのものが選ばれることが多く、白い胡蝶蘭が特によく用いられます
かなり大きさがあるお花で、長ければ1か月以上も花を楽しむことができ、環境が良ければ翌年以降もお花を咲かせます。

1周忌に贈るお花の相場

まず、フラワーアレンジメントの相場についてですが、大体5000円くらいから8000円くらいのものが一番多く出回っています。
この価格帯のものが全体の50%程度を占めます。
また、高いものだと10000円から15000円くらいのものもあります。
価格は花材や大きさによって変わります。ご予算に合わせてお選びください
傾向として、個人で贈る場合には5000円くらいから8000円くらいの商品を、法人や連名、
大変お世話になった方などは1万円以上の商品をご購入いただく事が多いです。

次に、胡蝶蘭の相場についてですが、一般的には15000円から40000円程度の価格帯があります。
胡蝶蘭は高級な花であるため、価格が高めになっています。
予算としては、一番多く出るのは20000円程度で、大輪3本立ちの胡蝶蘭を贈ることが一般的です。
花弁の美しさや花の大きさ、輪数などによって価格が変動するため、予算に合わせた胡蝶蘭をお選び下さい。

価格帯のグラフ

5000円~8000円 60%
8000円~10000円 20%
10000円以上 10%
4000円~5000円 10%

2.一周忌のお花を贈るタイミングや注意すること

お花を贈る際には適切なタイミングや、注意点がございます。
この項ではそれらを贈る場所ごとに詳しくご説明します、またインターネットでお花をご注文する時に気を付けることも解説いたします。


お花を贈る際のタブーとマナー


近年はネットなどで色々なタブーマナーなどが言われておりますが、1周忌のお花を贈る際に心掛けるのは以下の2点だけです。

まず、「お届けは余裕をもった日時を指定する」から解説していきます。
次の章でも解説しておりますが、例えば1周忌の法要や食事会があった場合に、当日のお届けは避けてください。
> 理由として2点

・当日は忙しくしているのに、飾る手間を増やしてしまう
・荷物事故や延着があった場合に対応できない

が挙げられます。
当日は送り先様は法要の準備や挨拶などで忙しくしております。
その時にお花が届けば、まずそれを開封して、しかるべき場所に飾る必要がございます。
こういった事は忙しくしている中やることはかなり手間になりますので、前日までにお届けしておくのがマナーです。

また、荷物事故の確率は低くても、雪や台風などの天候不順により宅配便が延着することは比較的あります
そういった場合の保険の意味でも、前もってお届ける事が大事です。
生花の鮮度は1~2日ではほとんど影響がございませんので、その点ご安心ください。

もう1点の「猫を飼っている家に贈る場合には、ユリやチューリップは避ける」ですが、
これはユリやチューリップの花びらに含まれている物質が、猫の腎臓に悪い影響を及ぼすことが近年の研究で分かってきたからです。
猫はもともと腎臓が非常に弱い動物ですので、猫のいるお家にはユリの入っていない商品を選ぶようにすれば安全です。

・一周忌のお供え花 | フラワーズドゥ


お花はどのタイミングで贈るべきか

前々日もしくは前日に贈るのが適切です。
お花はその特性上、飾る場所などに少し気を使います。
そのため、当日に贈ってしまうと受け取る側がスペースを確保したり荷解きをする時間を取られてしまいがちになります。
また、天候や渋滞、荷物事故などの不慮のトラブルにも対応できるという理由もあります。
当日に贈ると、天候が悪くて配送が遅れたり、渋滞に巻き込まれたり、荷物事故が起きたりすることも考えられます。
その場合、贈るタイミングを前々日もしくは前日にしておけば、何かあった時も対応できます

故人宅やご遺族宅にお届けする場合

故人宅やご遺族様宅に贈る場合には、先方が長期ご不在にしていないか確認することが重要です。
特に、故人の死去をきっかけに転居してしまう場合があります。
この場合、せっかく贈ってもお届けすることができません
こういった事が無いように、ご遺族様に確認をとっておくことが重要です。
お届けの日時などは、法要などがある場合には前々日もしくは前日にお届けするよう手配します。

法要の食事会やホテル、お寺などにお届けする場合

こちらも前日に届くようお届けするのが一番確実です。
お店は前日が定休日という事もございますので、確認して定休日のようであれば前々日にお届けの手配をします。
お店に送る場合には、ご注文の際、備考欄やお届け先住所欄に「〇月〇日 □□家予約」など、
その日に、そのお花をお届けすることがはっきりわかるようにしておくことが大事です。
さらにお店にもお花が届く旨お電話などで連絡しておけば安心です。

ネットでお花を注文する際の注意点

ネットで1周忌のお花をを注文する際は、まず注文先の企業が花に関する専門的な知識を有しているか確認することが大切です。
近年、IT企業などもお花のネット販売に参入していますが、そのような企業は注文を受けても、
お花の専門的な知識を持っていない場合があります。そのため、トラブル対応などが難しくなる場合があります。
当社は、2004年からお花の専門店としてネット通販を行っています

全国一のお花の生産高を誇る愛知県から高品質なお花お客様にお届けしておりますので、ご利用いただく際には安心していただけます。
胡蝶蘭とスタンド花を除き、お送りしたすべての商品をInstagramにて公開しております。
Instagramに公開している写真は見本でなく実際にお送りしたものとなりますので、写真を見て判断することが出来ます。

フラワーズ・ドゥ Instagram

また、お届けする日時に余裕を持って指定することが大切です。
お花は宅急便にて配送いたしますので、まれに荷物事故や天候不良、交通渋滞などにより配送に遅れが生じる可能性があります。
ご使用になる日にちが決まっている場合には、その日にちの前日もしくは前々日にお届けするよう手配をお願いいたします。

3.メッセージカードや立て札について

1周忌のお花を贈る際に付けることがあるメッセージカードや立て札。
全体の40%くらいがお供え花にメッセージカードや立て札をご希望されます。
どういった場合にメッセージカードや立て札をつけるのか、またメッセージカードと立て札の違いや、
メッセージカードの例文集を用意しましたので、どうぞご参考になさってください


立て札とは

立て札横書きイメージ
「立て札」とは、お花につける名前入りの札のことです。お店の開店や葬儀などで、一度は目にしたことがあるかもしれません。
立て札の基本的なルールとして、贈り主以外のお名前は書きません
特にお供えの花では、このルールが非常に重要になります。立て札をご希望のお客様は、
贈り主様のお名前のみを「メッセージ、立て札」という欄に記入してください。
立て札を付けるのに適したシチュエーションとしましては、法事や食事会などがあり、
その場に出席できない時などにはお付けすることをおすすめいたします。
立て札を付けるとフォーマルな印象になるので、あまり堅苦しくしたくない場合には立て札でなくメッセージカードにするか、何も付けないほうが良いです。

立て札とメッセージカードの違い

「立て札」というのは、その名の通り、お花に立てるための札のことです。
誰から贈られたのかが一目で分かるので、生前の故人との関係を思い出したり、香典返しの際にも便利です。
個人的なメッセージを書きたい人や、名前を立てたくない場合には、メッセージカードがおすすめです

当社では、メッセージカードを使う場合、ハガキサイズの上質な紙を2つ折りにしてお花に添付します。
そのため、中身を開かないと中身が見えないようになっています

1周忌メッセージカード例文集


「ご命日にあたりあらためて心よりご冥福をお祈り致します。
  心ばかりのお花ですがお供えくださいませ。」

「心ばかりのお花をおくらせて頂きました。
  改めて故人様のご冥福と、ご家族皆様のご健康をお祈り申し上げます。」

「早いもので1年ですね。御身体ご自愛ください。」

「1周忌にあたり、お優しいお人柄を偲び、
  かい思い出と共にご生前のご厚情に深く感謝申し上げます。」

「1周忌にあたり、心ばかりのお花を送らせて頂きました。
  ご生前の面影を偲び、あらためてご冥福をお祈り致します。」

「もう、1年経ってしまったね!いつも見守ってくれてありがとう。」



・一周忌のお供え花 | フラワーズドゥ

まとめ

1周忌のお供え花について解説してまいりました。
近年では、色鮮やかなお花や、染め花、菊の入っていないお花もお供え花として多く使われるようになり、時代の変化を感じます
しかしながら、故人を偲ぶ心は変わらず、お供え花は心を伝える重要な手段として役立ちます。
当社としても、お役に立てることができるよう、心を込めて制作しています。
このブログでは、新しい情報を随時更新していきますので、また機会があればご覧ください。
読者の皆様からのご感想やご意見など、お寄せいただければ幸いです。
私たちが制作するお供え花が、故人や大切な方々の痛みを癒すことができますように、心から願っています

この文章をお読みいただき、ありがとうございました。


最終更新日:2025年01月22日

喪中はがきを受け取ったときのお供え花を贈るマナー、喪中見舞いの相場、タブーなどを解説

11月から12月の初めごろまでに、その年お亡くなりになった方の家族が、故人とのお付き合いがあった方への年賀状を辞退する趣旨の喪中はがきをお送りする風習がございます。
喪中はがきが届いて、初めて故人のがお亡くなりになったことを知る方も多く、どのようにしてお花を送ったら良いかその際の作法やマナー、お花の色や種類など、様々な疑問があるかと思います。
そういった疑問に一つ一つお答えしていきながら、最近のお悔やみ花のトレンドや、メッセージカード、立て札等の書き方やテンプレートなどもご案内しておりますので、ぜひお役立て下さい。



(1)喪中見舞いのお供え花とは?


喪中はがきを受け取った方が、故人に哀悼の意を表するために、お送りするお供え花です。

主に11月末ごろから12月の末にかけてお送りいたします。お花の色や形については特に決まり事はありません。
その年の初めごろ亡くなっていた場合には10ヶ月以上時間が経過している場合もございますが、遅すぎるという事はございません
お花はおもに、すぐに飾れるフラワーアレンジメントをお送りします。

・お供えのお花はこちらからご購入いただけます

喪中はがきとは?


喪中はがきとは、その年にお亡くなりになった方の家族が、故人やご家族の過去の年賀状などから、故人が亡くなっている旨や喪中につき年賀状をご辞退することを伝えるためのものです

現在でも一般的に行われている日本の風習で、これを受け取って知人の死去を初めて知ったという方も少なくありません

喪中見舞いはどうしたら良い?


喪中見舞いの種類といたしましては、電話やメールでご連絡する、あるいはお悔やみのお花やお花代と呼ばれる香典などをお送りしそこにメッセージをお付けすることも広く行われております。

日にちが経過しているのにお花を送っても大丈夫?


喪中はがきで初めて知人や友人がお亡くなりになっていたのを知った方は、日にちが経っているのにお供え花を送っても良いのかと言う疑問がございます。
これに関しましては、結論から申せば問題はございません

例えばその年の1月にお亡くなりになった場合には、10ヵ月近く経っておりますが、お亡くなりになって1年以内は広い範囲での喪中であり、お供え花を飾っても問題はございません。
ですので、喪中はがきが届いて初めて個人の個人がお亡くなりになったことを知った場合でも、お供えのお花をお送りするのが良いでしょう。

(2)喪中はがきに対するお供え花の種類や相場

お供え花の使用されるお花には様々なものがありますが、喪中はがきのご返礼としてお供え花をお贈りする場合には時期的に冬のお花をメインにしたものになります。

定番の菊、カーネーション、バラなどに加え、かすみ草などのお花でアレンジしたものをお送りいたします。
相場に関しては、半数以上のお客様が5000円から7000円の商品を選択されております


・お供えのお花はこちらからご購入いただけます

お悔やみのお花の種類と
使われるお花


お悔やみのお花はどんなお花の種類があり、どのようなお花が使用されているのでしょうか?
毎日お花を扱っている当社では当たり前の事でも、お悔やみのお花を初めて贈るかたや、お花を贈る事自体が初めてという方もいらっしゃるとおもいますので、ここではお供え花として送られるお花の種類や、使用される花材について詳しく説明いたします。

フラワーアレンジメント


お供えアレンジメント 一般的に贈られるお花はフラワーアレンジメントです。
オアシスと呼ばれているスポンジ状の花入れにお花が挿してある形状で、ご予算や色などがたくさん用意されています。
フラワーアレンジメントはだいたい4000円~15000円くらいの価格帯となっており、喪中見舞いには関係性などで予算が異なります。

一般的には5000円~10000未満の価格帯が多いです。
最近ではペット用のお悔やみのお花も非常に人気があります。

胡蝶蘭

お悔やみの胡蝶蘭 胡蝶蘭は豪華な花姿でお供えのお花としても最近は人気が高いです。
花保ちも非常によく美しい花ですが、喪中見舞いをお贈りする冬場ですと、東北以北ではお花が凍るリスクがありますので、おすすめ出来ません。

予算は20000円くらいからとなり、お花の中では高額な商品です。

お悔やみで使われるお花


菊の花イラスト

菊(マム):

日本の伝統的な弔いの花です。
最近の品種はカラーや花姿が豊富で、菊のイメージがおしゃれなものに変わりつつあります。
当社ではスプレーマムを様々なカラーに染めた商品もご用意して、好評をいただいております。

胡蝶蘭のイラスト

胡蝶蘭:

主に鉢物で使われる胡蝶蘭ですが、切り花としても使用されます。 豪華な花姿は特徴的で人気も高いですが、寒さに弱いので喪中見舞いの時期には東北より北の地方には贈らないほうが良いです白いバラのイラスト

バラ:

お供え花の場合日本では、白いバラを主に使用いたします。海外では赤色を始め、様々な色でもお供え花として使用されています。

白いユリのイラスト ユリ: お悔やみのお花でもよく使用されています。可憐な花びらと高級感のある姿が特徴的ですが、一般家庭で猫ちゃんのいる家に送ることは推奨いたしません

白いカーネーション

カーネーション:

カーネーションは白色のほかにも、染め花のラベンダーやブルーなどおしゃれな色合いのものをご用意しております。

お供え花の相場や予算

当社では、喪中はがきの返礼としてご購入いただいた方およそ1000人分の方の購買傾向を分析いたしました。
その結果、以下のような予算でご購入されておりました。

お供え花相場グラフ

4000円~5000円 10%
5000円~7000円 60%
7000円~10000円 25%
10000円以上 5%


これを見ると、「5000円~7000円」の価格帯のものが一番多くご注文されており、次は「7000円~10000円」という結果になりました。
ご購入の際にどうぞご参考になさってください。

・お供えのお花 ご予算に合わせてお選びいただけます


(3)喪中はがきに対するお供え花を贈る際の注意点

お供えのイメージ画像
「いつお供え花を送るのが適切か」と「タブーや失礼になるか」が、送る際の疑問として多いのではないでしょうか。
用途によっては少しばかり異なりますが、タブーやマナーに関する心配は必要ありません
お悔やみのお花は贈り主の気持ちを表すものであり、送り方に関して失礼やマナー違反は原則ないと言えます。

しかし、注意すべき点もいくつかありますので、用途別に注意事項を記載します。

お供え花を贈るタイミング

「既に時間が経ってしまっているので、喪中はがきにお花を送っていいのかわからない」というお問い合わせをよく受けます。
仏式の場合、通常49日間は喪中期間とされていますので、その時期には遅すぎるということはありません。
年賀状辞退の葉書で初めて逝去を知った場合は数ヶ月が経過していますが、その場合でもメッセージカードに葉書にて逝去を知ったことを記した文言を付けて送ることができます

喪中はがきは通常11月末から12月初に届きます。
タイミングとしては喪中はがきが届いてすぐにお花の手配をしてもよいですし、12月の中旬過ぎに届いた場合には年末のお正月にお迎えするためのお供え花として12月25日~30日頃に送ることも出来ます。
ただし、その場合にはお正月の帰省などでお家を長期空けることがないか確認しておくと良いでしょう

お供え花を贈る際に気を付けることやタブー


猫ちゃんがいる家に送るお花に関して、1つ注意する点があります。ユリ科の花(例えば百合やチューリップ)は送らないようにしてください。

最近の研究で、猫がユリ科の植物の花びらを食べた場合に腎臓に悪影響がある可能性が報告されています
猫は腎臓が弱い生き物であり、その解決に向けた研究も進んでいますが、現時点ではユリ科の花を送らない方が良いです。
白い菊だけだった昔のお供え花の世界も時代が進み変わっています。
多くのお客様から「色の付いた花もお供え花に使っていいのか?」といった質問がありますが、色の付いた花や洋花を使う制限はないので、問題ないです。
ただ、多くの人が集まる場合、仏教でいう「四十九日」までは誤解を避けるため、白系の花を贈ることをお勧めします。



・お供えのお花はこちらからご購入いただけます

(4)メッセージカードの書き方やテンプレート


メッセージカードや立て札は、お供え花の場合お付けにならない方が全体の半分以上ですので、付けなければならないという事はございません

ただ、相手のご家族と交流がなく、どのような関係かを故人のご家族がよく知らない場合や、故人にメッセージとして伝えたい場合には、お付けしたほうがよいでしょう。
ここでは、メッセージカードの記入方法や立て札の例やテンプレートをご用意しておりますので、ご参考になさってください。

メッセージカードの記入方法、テンプレート


メッセージカードの記入に関しては、特に決まり事やタブーなどはございませんので、哀悼の気持ちが伝わるような文言であれば問題ございません。

故人のご家族と交流が全くない場合には、メッセージカード内に「昔、〇〇でお世話になった~」や、「〇年前に同じ会社の同僚の~」など、関係性が分かるようにしておくのがよいでしょう。
以下、喪中はがきのお供え花よく使用される文言のテンプレート集です。
どうぞご参考になさってください。

・○○様の訃報に接し、心からお悔やみを申し上げます。ご冥福をお祈りいたします。

・喪中葉書で知り、ただ茫然としました。大変お世話になり、感謝で一杯です。お供え頂ければ幸いです。どうぞ御身体ご自愛なさってください。

・喪中のお知らせで○○様のご逝去を知りとても驚いております。心よりお悔やみ申し上げます。

・知らせの葉書を受け取って驚きました。まだまだ悲しみは薄れないと思いますが、体調を崩さないようにお過ごし下さい。心ばかりですが、お供えください。

・□□家の皆さまへ このたびはお母様のご逝去に際し、心よりお悔やみ申し上げます。ご家族の皆さまの優しさに包まれて、心安らかに眠られていることでしょう。
○○様のご冥福お祈りしております。
   


メッセージと立て札


立て札とは、花を供える際に花と一緒に立てられるカードのことです。
この立て札には、花を供える人の名前が記載されています。主にお葬式や法事などで使われます。


メッセージがその名の通りメッセージを入れるのに対し、立て札はメッセージは入れずに、贈り主様のお名前を入れます。

お供え花立て札縦書きのイメージ お供え花立て札縦書きの例

お供え花横書きのイメージ お供え花立て札ヨコ書きの例

縦でも横でも、どちらでもかまいません。
当社の場合ですと、お花の大きさやバランスを考慮し、柔軟に対応しております。

(5)喪中見舞いのQ&A


Q1.喪中はがきが届いたらどんなお花を贈ればいいですか?


基本的にはフラワーアレンジメントで、すぐに飾ることが出来て予算も4000円~10000円くらいまでのお花が人気です。
あとは胡蝶蘭などもよく選ばれますが、喪中見舞いの時期は寒くなります、胡蝶蘭は寒さに弱いので東北以北の寒い地域には贈らない方がよいでしょう。

Q2.喪中の人に贈る花は?


一般的にはカーネーションなどの入ったフラワーアレンジメントがよく選ばれますが、バラやトルコギキョウなど洋花のアレンジメントも人気です。
49日をすでに過ぎていれば色が入っても問題ありませんので、故人の好きだったお花や、故人らしいお花をチョイスするのがよいでしょう。

Q3.お悔やみのお花にタブーはありますか?


特にタブーはありませんが、49日までは白系のお花が無難です。
それと、動物を飼っている家には、ユリやチューリップのお花は送らないようにしましょう
ユリやチューリップの花びらには、猫の腎臓に問題を起こす成分が含まれています。
動物を飼っているお宅にはユリやチューリップはNGと覚えておくとよいです。

Q4.喪中見舞いに贈る花の色は?


49日を過ぎていれば色の入ったお花でも全く問題ありません。
最近では染め花を使用したモダンでおしゃれなアレンジメントもありますので、個性豊かで素敵なお悔やみのお花を贈ることが出来ます。
49日の法要が終わっていない場合には、白系のお花を贈るのが無難です。

まとめ

喪中はがきに対するお供え花はのマナーや贈る時期について解説してまいりました。
最近では、色の付いたお花や、菊の入っていないお花もお供え花としてよく使用されるようになり、時代の移り変わりを感じます。
ただ、時代が変わっても変わることのないのは故人を偲ぶ心であり、心を伝えるツールとしてお供え花がお役に立てれば、当社としても大変嬉しく思います。

このブログは新しい情報などがあれば随時更新していきますので、また機会がありましたら是非ご覧ください。
これを読んでくださった皆様も、ぜひご感想やご意見等いただければ幸いでございます。
皆さまが送るお供え花が、故人や大切な方々の痛みを癒すことができるように、私たちも心を込めて制作いたします。
この文章を読んでいただき、ありがとうございました。


最終更新日:2025年01月23日

意外と知られていない?お供え花、 お悔やみ花 を贈るタブーやマナー【2025年最新】

訃報連絡を受け取ったり年賀状辞退の葉書が郵送されてきた場合に、お悔やみやお供えのお花をお送りする場面がございます。
そういった場合に、意外と知られていないお供えの花を贈るマナーや、最新の研究で明らかになった送ってはいけないお花の種類などをここでは紹介していきます。
さらに最近のお供え花事情や、近年増えてきたペット用のお供え花についても詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。



(1)お供え花を選ぶ際のお花の種類について

お悔やみの花は大きく分けてお墓やお仏壇の花瓶に備える仏花と、お仏壇の横やお部屋に飾るお花と2種類あります。
仏花はお墓の花瓶や仏壇の花入れに生けるものです。通常こちらは喪主やお仏壇のある家の方が用意します。
お仏壇の横やお部屋に飾るお花はフラワーアレンジメントや胡蝶蘭など、根のついているお花やオアシスと言うスポンジ形式のものにさしてあるお花を言います。

仏花や墓花は地域によって大きさや色などがかなり異なります。ですのでお送りする場合には、フラワーアレンジメントや胡蝶蘭など置くタイプのものをお勧めいたします。


フラワーアレンジメント


お悔やみフラワーアレンジメント
フラワーアレンジメントは、悔やみのお花として最も使用されております。
オアシスと呼ばれるスポンジ状の花受けにお花が挿してあり、予算も4000円から15000円程度と幅広いです。
また、花瓶に活ける手間などもないため、広く用いられております。

胡蝶蘭


お悔やみ胡蝶蘭
近年お悔やみの花として人気が出てきました。葬儀などでも切り花だけでなく、鉢物の胡蝶蘭も使用されております。
大きさが高さ90cmほどありますので、置く場所に注意していただく必要があるのと、20000円~とお花の中では高額となっております。

スタンド花


お悔やみスタンド花
主に葬儀や葬祭ホールなどで使用される、スタンドにフラワーアレンジメントが置いてあるお花です。
地域にもよりますが相場は15000円~となります。


四十九日、喪中はがき


喪中はがきを受け取ったり、四十九日のお供え花を贈る時に一番オススメなのは、フラワーアレンジメントです。
フラワーアレンジメントは花瓶に入れる手間も要りませんし、すぐに飾れますので、忙しい四十九日の法要の時や、相手方の事情が分からない場合でも安心して贈ることが出来ます。
予算はだいたい5000円から10000円くらいの間が一般的で、胡蝶蘭などの場合には20000円以上のものもございます。

  四十九日のマナーとしましては、お花の色目があげられます。
  亡くなってまだ四十九日法要が済んでおられない場合には白系が無難です。
喪中はがきなどの場合にはすでに何か月か経過している場合もございますので、その場合には白のほかに色のついたお花を検討されても良いでしょう。

・四十九日のお供え花 | フラワーズドゥ
・お供え花 | フラワーズドゥ
お供えアレンジメント スノー&ピンク

フラワーアレンジメント
スノー&ピンク

税込5500円 
送料無料(北海道550円)


Flowers-Do!

法事、1周忌などの回忌法要


一周忌や三回忌、七回忌などの回忌法要や法事などの場合にも、一番のおすすめはフラワーアレンジメントです。
置いて簡単に飾れるというメリットもございますし、予算も4000円~15000円まで幅広くあります。色やお花も様々なものから選ぶことが出来ますので、フラワーア レンジメントをお贈りするのが一般的です。
こちらも四十九日と同様、予算は5000円から10000円くらいの間が一般的で、胡蝶蘭などの場合には20000円以上のものもございます。
  1周忌のお悔やみ花のマナーとしましては、もし法要などが執り行われる場合には、前日にお届けするようにします
お花の色は1周忌であれば白を中心に、三回忌、七回忌、十三回忌などの法要は色が入っても何ら問題ありません。

・一周忌のお供え花 | フラワーズドゥ
・三回忌のお供え花 | フラワーズドゥ
・七回忌のお供え花 | フラワーズドゥ


葬儀、お別れの会


葬儀や通夜にお届けするお花は、通常スタンド花や枕花と呼ばれる置くタイプのものが主流となります。


最近では葬儀場で直接ご注文を受け付けていることが多いので、葬儀が開催される葬儀場に問い合わせてみるのが良いでしょう。
葬儀用スタンド花の相場は15000円~30000円で、枕花の相場は10000円~30000円です。
地方や葬儀場により幅がございますので、葬儀場にお問い合わせくださいませ。
また、葬儀によっては一切の供物を辞退している場合がございますので、ご注意ください。

葬儀場に直接頼む際には、通夜があるなしによりお届けの時間が変わります。
通夜がある場合には、通夜までにお届けするのがマナーとなっておりますので、出来るだけ通夜までにお届けするようにしましょう。



(2)お悔やみの花を送る際のタイミングやタブー

お供え花イメージ

お悔やみ花を贈る際の疑問として多いのが、「送るタイミングはいつなのか?」という点と「タブーや失礼にあたる事はないのか?」の2点ではないでしょうか。

結論から申しますと、お供えの花をお贈りする際に気を付けるべきマナーはたった2点です。


・「葬儀以外では、日時に余裕を持って手配する」


・「ペットのいるご家庭には、ユリやチューリップの入った花は避ける」


これだけでございます。

1点目の「葬儀以外では、日時に余裕を持って手配する」。これは、法事や法要などがある場合には、当日ではなく、前日や前々日にお送りする方が好ましいといったものです。
法事当日はいろいろな準備があって忙しく、その際にお花をお届けするよりも、前日や前々日にお届けしておけばお届け先様も飾る時間を確保できます。
また、荷物事故などが起こった場合にも前日や前々日であれば対応可能です。
お花の鮮度も、仮に真夏であってもフラワーアレンジメントが1日や2日で枯れることはありませんので、その点ご安心ください。
ただ、お花の環境には10度から20度くらいが最適ですので、できるだけその環境に近い場所に置くようにします。直射日光も避けてください。
2点目の「ペットのいるご家庭には、ユリやチューリップの入った花は避ける」は、ネコちゃんはユリ科の植物に含まれる成分が腎臓に悪影響を及ぼす可能性がありますので、その点での注意となります。
お供え花の用途によって少しずつ変わりますが、基本的にタブーやマナーについてはあまり考える必要はございません
よく言われているタブーとしては「とげのある花は贈るべきではない」や、「色の付いたお花は失礼にあたる」というものですが、これは2つとも間違っています
今まで何百人ものお花関係の人たちにお会いしましたが、そのようなマナーやタブーを言っていた方は皆無でございます。
根拠も不明ですので、そういった事は「ない」と考えていただいて問題ございません。
時代はどんどん変わっていき、最近では、色の付いたお花もお供えに使用されておりますし、海外では赤いバラは葬儀にも使用されております。
日本でも、輪菊と呼ばれる昔ながらの菊のほかに、よりカラフルでおしゃれなものが多く栽培されており、お供え花のトレンドも変わってきております。
さらに最近では、「最後は自分らしい花を」や「母親の大好きだったバラでカラフルに」など、従来のお供えの常識にとらわれない新しい形のお供え花も少しずつではありますがお問い合わせを受けます。
お花はあくまでも贈り主様の心づけですので、お花の贈り方に失礼やマナー違反というのは原則ございません。

しかしながら、注意しなければならない点はいくつかございますので、用途別に注意点などを記しておきます。


葬儀、お別れの会の場合


通夜がある場合には、通夜までにお届けするのがマナーとなっておりますので、お悔やみ花は出来るだけ通夜までにお届けするようにしましょう。


通夜や葬儀に間に合わない場合には、ご自宅にお届けします。
その場合には葬儀場ではなく、お花屋さんやネットで依頼いたします。その場合にはフラワーアレンジメントや胡蝶蘭を選びます。
自宅にスタンド花は通常飾りませんので、スタンド花を故人のご自宅に手配しないようご注意ください。
葬儀場以外の場所で開催される場合(キリスト教式や、ホテルなどで開催されるお別れの会)には、葬儀業者ではなくお花屋さんやネットにてお花を手配いたします。
開催される時間帯より前の時間帯にお届け手配するようにしてください。
例えばお別れの会の開催が午後6時からだとしたら、14~16時の時間帯もしくはそれより前の時間帯にお届けください。

午前中やお昼から会がある場合には、前日にお届けが済むように手配してください。ホテルであれば翌日分は預かってくれます。


法事、法要、四十九日、喪中はがきの場合


喪中はがきの場合、よくお問い合わせがあるのが「既に時間が経ってしまっているので、どういったお花を送るのか、そもそも送っていいのかがわからない」といったお問い合わせです。
どのぐらいの時間が経過したかにもよりますが、仏式であれば通常49日までは喪中ですので、そのタイミングであれば特に遅いといった事はございません


年賀状辞退の葉書にて初めてご逝去を知った場合などは何ヶ月か経過しておりますが、その場合にはメッセージカード等をお付けし、「葉書にてご逝去を知り」などの文言をつけておけば問題ないでしょう。
喪中はがきは通常11月の終わりから12月の初めに届きますので、お正月をお迎えするためのお供え花として年末、具体的にはクリスマス後から12月30日ごろにお届けすればお正月のお供え花としても先様にご利用いただけます。
喪中はがきに対するお供え花については、
喪中はがきを受け取ったときのお供え花を贈るルールやマナー、相場、タブーなどを完全解説!で詳しく取り上げておりますので、どうぞご参考になさってください。
四十九日や法事につきましては、法要がある日時より前にお届けするようにします。

お花は1~2日では花保ちや鮮度に大きく変化はございませんので、前日までに届くようにしておくほうが安心です。
また、こうしておくことにより天候や渋滞、荷物事故などのリスクを減らすことが出来ます。
地域によって時間指定の時間が遅く、届かない場合がございますので前日もしくは前々日配達でお届けの手配をしておくことが重要です。
・お供え花
・四十九日のお供え花
・一周忌のお供え花
・三回忌のお供え花
・七回忌のお供え花
・十三回忌のお供え花
・命日のお供え花


参考までに、当社のお届けサービスレベル表を載せておきますので、どうぞご参考になさってください。

希望時間帯 お届け可能地域
午前中 関東、信越、中部、関西、(四国は香川のみ)、中国(山口除く)
14時~16時 全域(愛媛、岩手、宮城の一部地域不可)
16時~18時 全域
18時~20時 全域
20時~21時 全域

ペットのお供え花、猫ちゃんのいる家


友人や知り合いのペットがお亡くなりになったことを知った時には、なるべく早いタイミングでお供え花を手配するようにします。
期間や色合い、タブーなどはございませんが、猫ちゃんのいる家では1点気を付けていただきたい事がございます。
百合やチューリップの入ったお花を送るのはおやめください
最近の研究で猫がユリ科の植物の花びらを食べた場合に、腎臓に悪い影響がある可能性が報告されております。
猫はもともと腎臓が丈夫な生き物ではありません。そういったことを克服する研究も現在進んではいますが、これを執筆している時点ではユリ科のお花を猫のいる家に送るのは避けましょう。

(3)最新のお供え花事情

染め花イメージ

昭和40年代から平成に入る少し前までは、お悔やみ花といえばほとんどを真っ白な菊にすることが多く見られました。
これは、まだ菊以外のお花の栽培技術が未発達でしたので、当時はお祝いの花束などにも菊が積極的に使われておりました
平成に入る前位からいろいろなお花が輸入されるようになり、またバラやトルコキキョウ、かすみ草等の栽培、花持ち技術が進歩してきたこともあり、様々なシーンで洋花が使われるようになって参りました。
その頃からお供え花にも菊だけでなく洋花や、生花ではございませんがプリザーブドフラワーなども使われるようになってきております。
そして令和では、お花を特殊な染料に入れて染める染め花のアレンジメントや、様々なカラーのお供え花もたくさん見られるようになりました。
また、ペットが家族のようになるにつれ、ペット用のお供え花も近年になり大変多く見られます。
この先も年数が進むにつれ、お供え花も個性やおしゃれなイメージを大切にしたものへと進化していくかと思われます。


色の付いたお花や洋花


時代が進むにつれて、白い菊のみだったお供え花の世界も徐々に変わってきております。
お客様からよく「色の付いた花をお供え花にしてもかまわないか?」といったお問い合わせを頂きます。

色のついたお花や洋花を使ってはいけない決まりはございませんので、まったく問題ありません

ただ大勢の人が集まり、仏教でいう四十九日までは、無用な誤解を防ぐ意味で白系のお花を贈ることをおすすめしております


急上昇しているペット用お供え花の需要と注意点


近年のペットブーム、また犬や猫を家族のように扱う風潮が日本だけでなく世界中にも広がり、それに伴いペットが亡くなったときの悲しみもより大きくなってきております。
そういったものを癒すために、ペット用のお供え花が近年大きく増えております

ペット用のお供え花を送る際に、必ず注意していただきたいのは「猫のいる家にはユリ科の花を送らない」です。

百合やチューリップの花びらには猫の腎臓の機能を低下させる成分が入っており、猫が誤って食べてしまうと猫の腎臓の機能に障害が生じる可能性がございます。
当社では、ペット用のお花には百合を入れないように注意しておりますが、百合の入っているお花をご購入される際には、送り先様のおうちに猫がいないかを確認するようにしてください
なお、犬に関しましてはそういった事例は報告されておりませんので現状では問題ございません。
ただ、今後動物医療に関しては、様々な新しい知見が出てくる可能性がございます。
当社でもそれらをこまめにチェックして、このページを新しい情報が出るたびに更新していきます
ペットのお悔やみ、お供え花



(4)お供え花Q&A

Q1.お悔やみの花を贈るタイミングはいつですか?


A1.訃報連絡があった場合には、まず葬儀が終わっているかどうか確認します。
葬儀がまだ終わっていない場合には、葬儀場にお届けかそれともご自宅にお届けかを確認します。

葬儀場に送る場合には、ポイント2点
・通夜が行われるか
・葬儀のお花は辞退されていないか

この2点は確認しておかないと、通夜の際に飾れなかったり、お花を辞退されているのに贈ってしまうのは問題があります。

もし葬儀が終わった後の場合には、知った後であればいつでもかまいません
四十九日が終わっていない場合には白系のお花を、終わっていれば故人の好きなお花や色を入れても問題ありません。



Q2.亡くなった人に花を贈るときのマナーは?


A2.お花は心付けですので、マナーというものは特にありませんが、四十九日までは白系のお花が無難です、ただ色の付いたお花を飾る地方もありますので、そういった場合には色の付いたお花でも全く問題ありません。

ユリはネコちゃんのいる家に贈るのは避けてください。猫の腎臓に悪い影響を及ぼす恐れがあります。

Q3.お悔やみの花の送り方は?


A3,ネット通販やお花屋さんで配達や配送をお願いする方法があります。
今はネット通販でお花を気軽に購入出来ますので、年々ネット通販の比率が高まってきております

以下の表にネット通販とお花屋さんでの購入のメリット、デメリットをご紹介しております。
   メリット デメリット
ネット通販 ・どこでも注文できる
・様々なショップから選べる
・発送の際に荷物事故が起こる可能性がある
お花屋さん ・お花を直接配達してくれる
・実際に見て購入できる
・お届け先が遠方だと配達できない


Q4.家族葬と言われたら花を贈るべきですか?


A4.家族葬の場合に、供物辞退かそうでないか確認する必要があります。もし供物辞退の場合には、何も贈らないのがマナーですので、そちらをまず確認しましょう。
葬儀が終わってから、お悔やみの花などをお贈りするのはOKです。

Q5.お供えに胡蝶蘭は大丈夫ですか?


A5.まったく問題ありません。胡蝶蘭はひろく葬儀やお悔やみ花として使われております。

色は白とピンク系がありますので、白の胡蝶蘭をチョイスするとよいでしょう。

Q6.お悔やみのお花ににバラはダメですか?


A6.バラでも全く問題ありません。
ネットを見ると「とげのある花は避ける」と書いてあるサイトが多いですが、根拠は示されていません

海外ではバラが葬儀でもお祝いでも一般的に使われています。
調べましたが、仏教でもバラはダメとか、そういった話はありませんでした。
とげのある花がダメなら、じゃあお祝いはトゲのある花でもいいの?ということになりますよね。

Q7.訃報を後で知った場合、どんな花を贈りますか?


A7.年賀状辞退のお手紙などで訃報を知る方も多く、そういった場合には何か月も経っているケースがございます。
そういった場合にはフラワーアレンジメントなど、置いて飾れるお花がおすすめです

お花の種類も四十九日を過ぎていれば特に気にする必要はありませんので、故人の気に入りそうなお花を選んでお贈りください。

Q8.お供えに持っていく花は?


A8.葬儀などに持っていくのであればアレンジメントや花束です。
キリスト教などは献花で花束を持っていくことが多いです。
お伺いする場合には、花束よりも簡単に飾れるフラワーアレンジメントがおすすめです。

Q9.お供え花はいつ渡せばいいですか?


A9.いつという決まりはございませんので、訃報を知ってから送りやすいタイミングでお贈りください。

四十九日までは白系(色が少し入っても大丈夫です)、それ以降は故人の好きな色やお花などを選ぶといいでしょう。

Q10.仏壇の花は一対でないとダメですか?


A10.仏壇は地域によって1本のところもございますが、多くは1対となっております。
近年では仏壇も小型化しておりますので、そういった場合には1本の方が見栄えが良い場合もあるかも知れませんね。

まとめ

お供え花は時代とともに少しずつ変化していき、より自分らしいより故人の方らしいものへと変化を遂げております。
マナーやタブーも大事ですが、一番大切なのは送り主様の送り先様を思う心遣いです。
ただ前述いたしましたように、猫のいる家では百合の花にはお気をつけください。
このページは最新情報やお供え花に関する新しい知見が得られればその都度更新していきます。
これを読んでくださった皆様も、ぜひご感想やご意見等いただければ幸いでございます。
皆様がお送りするお供え花が、故人や愛する方の傷を癒することができますように、我々も一生懸命制作させていただきます。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。