最終更新日:2024年09月02日

5周年のお祝い花を贈る時のマナー、タブー、お花の種類を完全解説【2024年最新】

周年祝いとは、お店や会社、団体が設立された日を祝うことで、それを誕生日と見なすものです。
特に、1周年、3周年、5周年、10周年などの節目の年には、盛大にお祝いをしたりイベントを行うことがあります。
ここでは、大きな節目である5周年の祝いにお花を贈る際の相場や注意点などを詳しく解説しますので、参考にしてください。
5周年にお花を贈る場合について、種類や相場、タイミングや注意点、イベントが開催される場所によって選び方が異なることを詳しく説明します。




5周年のお花の種類や相場について


5周年お祝いイメージ

5周年にふさわしいお花の種類


5周年のお花を送る際に気になるのが、相場は大体いくら位のもので、どんなお花を送るのが適切かと言うことではないでしょうか?

ここではまず5周年のお祝いでよく選ばれているお花や、大体の相場などを解説いたします。

フラワーアレンジメント


お祝いフラワーアレンジメント
最もよく選ばれ、予算的にも自由度が高いのが、このフラワーアレンジメントです。
フラワーアレンジメントとは、切り花をオアシスと呼ばれるスポンジ状の物に挿してアレンジしたものです。
メリットは、そのまま飾れること、大きなものから小さなものまで、デザインやボリューム、金額などが豊富なことです
20,000円以内の予算であれば、このフラワーアレンジメントが第一候補になるでしょう。

・5周年祝いのフラワーアレンジメント

胡蝶蘭


お祝い胡蝶蘭 胡蝶蘭は鉢物と言って、根付きの植物です。よく「根付のものは縁起が悪い」などと言われておりますが、これは根拠が不明です。
そういった事はございませんので、ご安心ください。
胡蝶蘭の場合たいだい20,000円程度のご予算が必要となります。5本立ちのボリュームのあるものになりますと40,000円から50,000円以上のご予算となります。
お花は見事で、持ちもよく、高級フラワーギフトの定番ですが、お店が狭いと場所をとってしまうので、ここは注意が必要です。

・5周年祝いの胡蝶蘭

花束


5周年記念の花束は、パーティーやイベントでの演出が一番映えます。
また、バラの花束などは派手やかではありますが、花束は受け取った人がラッピングを解いて花瓶に入れる必要があり、時間がない人や花瓶を置くスペースがないお店では少し欠点となることもあります。

スタンド花


5周年スタンド花イメージ
スタンド花とは、スタンド形式の器にお花が活けてあり、その上か下に立て札と呼ばれる名札がついているお花のことをいいます。

周年イベントや記念パーティーで目立つスタンド花です。スタンド花は大きさの関係で宅配便で送ることができないため、最寄りの花キューピット店舗から配達先まで直接お届けすることになります
これにより、時間の指定も1時間単位で柔軟に配達可能となっております。ただし、配達はお花屋さんの営業時間内にしかできないため、19時以降の配達は難しい地域がほとんどです。
スタンド花のご予算は地域により差がありますが15,000円からという地域が多いです。またスタンド花の場合、花キューピット手数料として消費税のほかに別途750円かかります。

・5周年祝いのスタンド花


5周年のお花の相場


・ 友人、知人、お店のお客様等の場合
5周年のお花の場合、大体のケースですと5,000円から10,000円程度が最も多い価格帯となります

1名様で贈る場合には5,000円から7,000円、連名などで贈る場合には10,000円程度のご予算を見込んで頂ければ問題ないでしょう。
また取引先様でもそれほど取引額が大きくない場合には、この価格帯でも問題ないかと思います。
・取引先、お得意様、ご家族などの場合
こちらの場合ですと、大体の相場が8000円から15,000円程度になります
少し大きめのフラワーアレンジメントや、スタンド花もお勧めです。

・特別なお取引先、特別なお客様、特別なご友人の場合
お届け先様が、送り主様にとって特別なお店、会社である場合には、10,000円から場合によっては20,000円、30,000円越えの胡蝶蘭なども選択肢の一つです。
10,000円のフラワーアレンジメントは大きさが横50センチ程になり、テーブルに置くとかなりのボリューム感となります
胡蝶蘭も3本立ちでおよそ横60センチ、5本立ちの場合ですと80センチから100センチ程度になりますので、置き場所等もよくご検討ください。

・周年祝いのお花 5000円からご予算や用途に合わせてお選びいただけます

5周年にお花を贈るタイミングや注意点


5周年お祝い花イメージ
5周年のお祝いにお花を贈るタイミングや、すでに5周年が過ぎていてもお届けしても大丈夫なのかなどの疑問がございます
ここでは、それぞれのケースについて、最適な時期やタイミング、または注意点などを解説いたします。



5周年のイベントがお店や会社で開催される場合


お店や会社で5周年記念イベントを開催する場合、直接お花をお届けするよう手配をいたします。
お届けのタイミングとしましては通常、イベント前にお届けするのが原則となっております。ただし、当日は準備や来客で慌ただしくなるので、前日か前々日にお花の手配をしておくとよいでしょう

スタンド花の場合にはお花屋さんが直接お届けいたしますので当日でも問題はございません。
インターネットでお花を購入する場合、カードページの「備考欄」にイベントの開催時間を記入するのが望ましいです
お花を送る際の注意点として、ユリやチューリップなどのお花は、猫のいるところには避けることをお勧めします。猫が誤食した場合に腎臓に影響が出る可能性がございます。
また、赤い花や赤いラッピングが火事を連想させるという記事もありますが、日本ではそのようなマナーはありませんのでご安心ください

5周年のイベントがお店や会社以外の場所で開催される場合


イベントがホテルやホールなどの別の場所で開催される場合には、そちらへお花を手配するのが良いでしょう。
ホテルには前日までにお届けの手配をしておけば、スタッフの方が常駐しておりますので安心です

スタンド花の場合にはお花屋さんが直接お届けいたしますので当日でも問題はございません。
5周年記念式典をホテル以外の会場で行う場合は、会場の営業時間を確認する必要があります。一般的には前日配達をお勧めしますが、会場によっては前日営業していなかったり、開催日しかスタッフがいない場合もありますので、予め確認しておくことをお勧めします。

参考までに、当社の配送サービスレベル一覧表をご覧ください。
希望時間帯お届け可能地域
午前中関東、信越、中部、関西、(四国は香川のみ)、中国(山口除く)
14時~16時全域(愛媛、岩手、宮城の一部地域不可)
16時~18時全域
18時~20時全域
20時~21時全域


・周年祝いの花 予算に合わせてお選びいただけます

イベントが開催されない場合、5周年が過ぎてしまった場合


周年とわかっていても、特別なイベントやパーティーが企画されていない場合は、お店や会社にお花をお届けするのが良いでしょう
この場合、特に日付にこだわる必要はありません。お店や会社の営業時間内に配送を手配してください。

5周年が過ぎていても、1ヶ月以上経過していなければ、お花を贈ることは失礼にはあたりません。ただし、この場合、スタンド花や大きな胡蝶蘭のお花を送る前に、お届け先に確認することをお勧めします。

お花を送る際の共通の注意点としましては、ユリやチューリップなどのお花は、猫のいるところには避けることをお勧めします
猫が誤食した場合に腎臓に影響が出る可能性がございます。
また、赤い花や赤いラッピングが火事を連想させるという記事もありますが、日本ではそのようなマナーはありませんのでご安心ください。

立て札、メッセージカードの書き方、テンプレート


5周年お祝い花イメージ2
周年のお祝いにお花を送る場合、立て札やメッセージのどちらを立てるべきか、立て札とメッセージカードの違いは何か、記入方法など、できるだけ詳しく解説しています。


立て札とメッセージカードの違い


立て札とはお花の上に立ててつける紙制や木製の札のことをいいます
立て札はどなたから送られたお花かがわかるように記されています。立て札の文字の上部または中央の赤い文字は頭文字と言いまして、5周年のお祝いですと「祝5周年」もしくは「5周年御祝」と書くことが一般的です。
メッセージカードはお花に添えるメッセージですが、当社のメッセージカードは中身が見えないように二つ折りにしています。
個人的なメッセージを書きたい場合はメッセージカード、そうでない場合は立て札がよろしいかと思いますが、立て札やメッセージカードは必須ではありませんので、なくても構いません。
ただし、大きなイベントの場合は、後日お礼状やお礼の品を送る際に、先方がその内容を参考にすることもあるので、立て札を付けるとよいでしょう。

5周年の立て札記入方法、テンプレート


立て札は、頭文字と言う赤色の文字を立て札の上部または中央部に配置して、送り主様のお名前を記入いたします。
送り先様の店舗名や会社名などを記入することもできますが、送り主様のお名前は記入することをお勧めします
これは、送り先様が後日お礼のご連絡をする際に、立て札やメッセージの内容を参考にするためでございます。事情により立て札は希望するけれども、お名前をニックネームにしたい場合などもご対応いたします
立て札の記入例のテンプレートを3パターンほどご用意いたしました。ご参考になさってください。


5周年お祝い立て札イメージ
立て札として一番スタンダードな形です。
カートページの「立て札、メッセージカード記入欄」に

祝5周年
○○○○様
□□□□より
とご記入いただければ、こういったイメージで立て札をお付けいたします。
・周年祝いのお花はこちらからご購入いただけます

5周年のお祝い立て札サンプル
祝5周年
株式会社△△△△
代表取締役社長 ◻︎◻︎◻︎◻︎より

5周年御祝 ○○○○様 ◻︎◻︎◻︎◻︎より

5周年御祝 ○○○○様 株式会社△△△△ 代表取締役社長 ◻︎◻︎◻︎◻︎より

○や△の部分を、送り主様やお届け先様のお名前に変更していただければ立て札の内容としてはこれで問題ございません。


・周年祝いの花 予算に合わせてお選びいただけます


5周年のメッセージカード記入方法
テンプレート


メッセージカードは、当社の場合はがきサイズで、中身が見えないように二つ折りにしています。「〇〇様 △△より」のようなフォーマルなメッセージではなく、プライベートなメッセージや少し長めのメッセージをご希望の場合は立て札ではなくメッセージカードをお勧めいたします
メッセージカードの内容は外から見えないので、プライベートなメッセージなどを書き込んでも問題ありません(受取人様が複数いる場合にはご注意ください)。また長い文章や手紙のようにもご利用可能です。
5周年のお花につけるテンプレートを5種類ほどご用意いたしました。メッセージカードの文字数については当社では制限はございませんが、はがき2つ折りサイズに収まらない場合にはハガキサイズになってしまい、その際は2つ折りにすることはできませんので、ご注意ください。


5周年おめでとうございます 今後益々のご発展をお祈り申し上げます

5周年おめでとうございます また近くに行った時には寄らせてください

不断の努力により五周年を迎えられましたこと、心よりお慶び申し上げます。

この度は五周年おめでとうございます 今度改めてお祝いに伺います

5周年おめでとう これからもずっと応援しています

メッセージカードの記入方法に特に決まりはないので、気持ちが伝わるような、送り主様らしい文面で問題ないかと存じます。
しかし、あまり長文になりますとメッセージが入りませんので、大体の目安として100字以内を目安にまとめて頂けたらと思います。

(4)周年祝いQ&A



Q1.周年祝いの花でタブーなものは?

A1.特にタブーとなるお花などはございませんが、猫のいる場所であればユリやチューリップの花は避けたほうがいいです。 理由は、ユリやチューリップの花びらに含まれる成分がネコの腎臓に害を及ぼす可能性があるからです。 他には、アパレル系のお店には花粉がつく可能性のあるユリなどは避けたほうが良いでしょう。

Q2.周年祝いに贈る花の相場は?

A2.関係性にもよりますが、4000円から10000円までが大体の相場となります。
胡蝶蘭やスタンド花になりますと20000円くらいの予算が相場となってまいります。

Q3.周年祝いに花を贈るときのマナーは?

A3.お届けは当日でなく、なるべく前日までに届けるようにするのと、アパレル系のお店もしくはネコのいる場所にはユリやチューリップの花は避けるなどがマナーとなっております。
よく言われている赤い花は避けるというのは海外での風習ですので、日本にはそういったマナーはございません。

Q4.周年祝いの花はいつ送るべき?

A4.スタンド花であれば当日のお届けが基本となりますが、開店時間に間に合うように手配するようにします。
お花屋さんに配達もしくはご自分で持っていく場合にも当日で問題ありません。
ネット通販などで購入し、宅配便で届ける場合には、前日もしくは前々日が望ましいです
。 宅配便の商品は箱に入っているため、箱を開けて花を飾る手間がかかるぶん、忙しい周年当日でない方が良いです。

Q5.周年祝いは当日に贈ってもよいですか?

A5.ネットで購入し宅配便でお送りする場合には、出来るだけ当日は避けたほうがいいです
忙しいさなかに箱を開けてお花を飾るのは手間がかかりますので、前日もしくは前々日にお届けがマナーです。
お花は1日~2日では枯れたりはしませんので、前もってのお届けがオススメです。

まとめ

お店や会社にとって5度目の誕生日と言える5周年、その記念すべき日には色々な種類のお花を贈ることができます。
しかし、受け取った送り先様は送り主様のお気持ちこそが1番嬉しいのではないでしょうか。 時代とともに色々なお花柄のトレンドが変化していきます。お客様の心に届くようなお花を制作するために、一生懸命勉強し、努力いたしておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
このページは5周年のお花に関する新しい情報や知見が得られれば随時更新していきます
これをお読みになった皆様からも、ご意見、ご感想をいただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。