最終更新日:2024年08月19日

七回忌のお供え花、お悔やみ花を贈る際に気になるマナーやお花の種類【2024年最新】

故人が亡くなってから6年目の命日にあたる七回忌に、お悔やみやお供えのお花をお送りする場面がございます。
そういった時に、あまり知られていないお供えの花を贈るマナーや、最近明らかになった送ってはいけないお花の種類などをここでは紹介していきます。
さらに最新のお供え花事情や、近年増えてきたペット用のお供え花についても詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。


七回忌の基礎知識


七回忌とは、故人が亡くなってから6年目の命日にあたる日で、7年目の命日にあたる日を迎える法要です。これは仏教における重要な年忌法要の一つで、家族や親族が集まり、故人を偲び、冥福を祈る行事となっています。


七回忌のお供え花の選び方


七回忌のお供え花を選ぶ際には、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。


お花の種類長所、短所、予算
フラワーアレンジメント

・長所
予算にも合わせることができ、置くだけで飾れるので便利です。

・短所
特にありません。

・予算
4000円~15000円

胡蝶蘭

・長所
華やかな雰囲気を演出できる存在感があります。花保ちも良いです。

・短所
予算が20000円程度からになり、比較的高額です。

・予算
20000円~50000

  • 色合い: 一般的には白や淡い色の花が選ばれますが、最近では故人の好きだったお花やカラーのお花を選ぶことが年々多くなってきています。色のお花を贈っても、マナー違反にはなりません。

  • お花の種類: マム(菊)、カーネーション、ユリなどが一般的ですが、最近ではバラや染め花など、個性的でおしゃれな花も好まれるようになっています。

  • アレンジメント: 飾りやすさから、お贈りされるお花はフラワーアレンジメントが多いです。フラワーアレンジメントは、複数の花を組み合わせて美しくまとめられたもので、飾りやすさが魅力です。

  • 胡蝶蘭: 花保ちの良さと豪華さでお供えやお祝いに人気のお花です。20000円以上するものが一般的ですのでお花の中では高い部類に入りますが、その分花保ちが良いです。お供え用途では一般的に白が使われます。

  • 七回忌のお供え花 | フラワーズ・ドゥ

お供え花を贈るタイミングとマナー


お供え花を贈る際には、タイミングとマナーが気になる点かと思います。
マナーとして気を付けなければいけないのは大きく2点。

・法要などがある場合には当日に贈るのではなく、前日または前々日に届けるのが望ましいです


これにより、ご遺族が忙しい当日に余計な手間をかけることなく、花を受け取ることができます。


・動物を飼っている家には、ユリやチューリップの入ったお花は避ける


ネコちゃんを飼っているご家庭に贈る場合には、ユリやチューリップに含まれる成分に、ネコちゃんの健康を害する可能性があるものが含まれているため、出来るだけ避けましょう。


よくネットなどにマナーとして、棘のあるものは避けると書かれていますが、これは根拠不明ですので、気にする必要はありません。


七回忌のお供え花 | フラワーズ・ドゥ

・ネットでお供え花を注文する際の注意点


近年、ネットでお供え花を注文する方が増えていますが、いくつかの注意点があります。
まず、注文先が信頼できる専門店であるかを確認しましょう。専門知識が豊富な店なら、トラブルが少なく、安心して注文できます。
仮に荷物事故などが起こった場合でも、前日や前々日にお届け指定することにより、代品を手配する時間的余裕も生まれます。

また、お届け日時に余裕を持って指定することが大切です。特に天候や交通事情などで遅延が発生する可能性があるため、前日または前々日に届けるように手配しましょう。


・七回忌のお供え花の相場


お供え花の相場は、花の種類やアレンジメントの大きさによって異なります。一般的には、フラワーアレンジメントで4000円から10000円、胡蝶蘭では15000円から40000円程度が目安となります。

個人で贈る場合は5000円から8000円程度のものが多く、法人や特別な場合には10000円以上のアレンジメントや胡蝶蘭が選ばれることが多いです。

予算 お花の種類、予算、用途
4000円
5000円
6000円
七回忌のお供え花としてよく贈られる価格帯です。フラワーアレンジメントが中心で、ペット用のお花やお届け先様のご自宅に飾る用途が多いです。
7000円
8000円
少しだけ予算を上げたい方や、複数人で予算を出し合うケースなどにおすすめの価格帯です。5000円のものよりも少しボリュームが出ます。
10000円 お供えの法要や食事会などがある場合には、10000円くらいの予算がお勧めです。お花の種類も豊富になり、ボリュームもアップします。
20000円以上 主に胡蝶蘭を贈る場合にはこの価格帯となります。大輪3本立ちの白色でスタンダードな胡蝶蘭をお贈りできます。当社では咲き加減が一番綺麗に見える段階で出荷いたします。

・お供え花を選ぶ際の注意点


お供え花を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。


  • お花の好み: お花が相手先様や、お送りした方が気に入ることが重要ですので、お花の見本写真を見ましょう。Instagramやホームページに実際にお送りしたお花の写真があるかを確認しましょう。
  • フラワーズ・ドゥInstagram
  • お花の種類: ネコちゃんがいる家庭にお送りする場合には、ユリの入っていないお花を選びましょう。ネコちゃんが花びらをかじってしまった場合には、健康に問題が出る事がありますので、ご注意ください。

  • メッセージカード: メッセージカードはお付けする人と付けない人が半々くらいです。故人のご家族様にお送り主様が認識されているか分からない場合には、メッセージカードで故人との関係性を書き、そのうえでお悔やみの言葉をいれると良いでしょう。


最新のお供え花事情

近年のお供え花のトレンドも変わりつつあります。従来の白い菊だけでなく、カラフルな洋花や染め花が多く使われるようになってきました。また、ペット用のお供え花も増えております。


色の付いたお花や洋花

時代が進むにつれて、お供え花も徐々に変わってきています。お客様からよく「色の付いた花をお供え花にしてもかまわないか?」といったお問い合わせを頂きますが、色のついたお花や洋花を使ってはいけない決まりやマナーはございませんので、まったく問題ありません。七回忌ともなれば、故人の好きなお花やカラーを使用したお花のご注文が増えております。


急上昇しているペット用お供え花の需要と注意点

ネコちゃんやワンちゃんを飼っているご家庭が多くなり、ペット用のお供え花も増えています。ペット用のお供え花を送る際には、ネコちゃんのいる家にはユリ科の花を送らないように注意しましょう。ユリやチューリップの花びらには猫の腎臓の機能を低下させる成分が含まれており、猫が誤って食べてしまうと健康に悪影響を及ぼす可能性があります。



七回忌に贈るお供え花の種類

七回忌に贈るお供え花として、以下のようなアレンジメントが一般的です。


  • フラワーアレンジメント: 白を基調とし、マムやカーネーション、ユリなどを組み合わせたものが多く選ばれます。これに加えて、淡いピンクやブルーのカラフルな花を加えることで、華やかさと安らぎを表現できます。七回忌ともなれば、故人の好きだったお花や色を組み合わせ白を抜いても問題ありません。

  • 胡蝶蘭: お花が長持ちして豪華です。お供え用途としては白い胡蝶蘭が人気です。

七回忌のお供え花に関するQ&A

Q1: 七回忌のお供え花はいつ贈るのが良いですか?

A1: 七回忌のお供え花は、法要の前日または前々日に届けるのが理想的です。法要当日に贈ると、遺族が忙しい中で対応しなければならないため、事前に届けることで配慮ができます。


Q2: お供え花に避けるべき花はありますか?

A2: 基本的にはありませんが、猫を飼っている家庭にはユリやチューリップなど、猫に有害な花を避けることが推奨されます。
バラなどトゲのあるものは避けると書いてあるサイトもありますが、根拠不明ですのでバラなどを贈ってもマナー違反ではありません。

Q3: ネットでお供え花を注文する際に気をつけるべきことは?

A3: 信頼できる専門店を選び、注文時にお届け日時を余裕を持って指定することが重要です。
お届けの希望日時に届ける事が出来るのか確認しましょう。特にお盆などの繁忙期や、遠方に届ける場合には確認が必要です。
また、花の種類やアレンジメント内容を確認し、適切なものを選ぶようにしましょう。Instagramやホームページなどで実際に送ったお花が確認できるお花屋さんであれば安心です。


参考までに、当社の宅配サービスレベル表を載せておきますので、どうぞご参考なさってください。
※沖縄県及び離島には送ることが出来ません
        
希望時間帯 お届け可能地域
午前中 関東、信越、中部、関西、(四国は香川のみ)、中国(山口除く)
14時~16時 全域(愛媛、岩手、宮城の一部地域不可)
16時~18時 全域
18時~20時 全域
20時~21時 全域

七回忌のお供え花 | フラワーズ・ドゥ

まとめ


七回忌のお供え花は、故人への思いや感謝の気持ちを込めて選ぶことが大切です。色や種類、アレンジメントなどを考慮し、適切なタイミングで贈ることが大切です。また、近年のトレンドを取り入れたおしゃれなお供え花も選択肢の一つです。

このブログでは、七回忌に関する情報やお供え花の選び方について詳しく解説しました。故人を偲ぶ心を大切にし、素晴らしい七回忌を迎えられることを願っています。

読者の皆様からのご感想やご意見など、お寄せいただければ幸いです。私たちが制作するお供え花が、故人や大切な方々の痛みを癒すことができますように、心から願っています。